引越しの見積もりは、引っ越す日から考えて、出来れば1ヶ月前には依頼したいものです。1ヶ月前に見積もりをとることで、様々なメリットがあります。それでは具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。それでは引っ越し日から1ヶ月前に見積もりを依頼した方が理由を紹介します。
1.いつ引っ越し見積もりするか?
引越しの見積もり依頼は、いつ頃したらよいのでしょうか?
引っ越し業者では、およそ1~2ヶ月前には見積もりの受付を開始しています。日通のアンケートによると約3/4の方が、3週間前には引っ越し業者の検討を始めているようです。
引越し前1週間未満:1% / 1週間以上3週間未満:24% / 3週間以上2ヵ月未満:50% / 2ヵ月以上:25%
そうは言っても、ただ見積もりを依頼すればよいというわけではありません。見積もりをお願いする側も準備が必要です。最低限見積もり前の準備が整った状態の時に見積もりを依頼するのが最適な時期だと言えます。
最低限次の5つは必要
- 見積もり時に準備が必要なのが
- 引っ越すことが確定していること。
- 引っ越し時期(希望日)
- 引っ越し先の住所(階数、エレベーター有無)
- 荷物の量
これらを出来るだけ細かく伝えることで、引っ越し業者の営業さんも見積もりを出しやすくなります。反対にこれらが決まっていないと業者の営業さんも真剣には対応してくれず、詳細な見積もりは出てこないでしょう。
2.早期の見積もり&申し込みで早期割引の対象になる
1ヶ月前に見積もりをすることのメリットで大きいのがコストの部分です。下記のように早期割引をHPで紹介しているところがあります。
ヤマトホームコンビニエンス 単身引越サービスの早期申込対応
14日以上先の引越し(3/20~4/1は適用外)
http://www.008008.jp/moving/single/waribiki/
オオトリ引越しサービスの早割対応
http://www.ootori-osaka.com/
三八五引越しセンターのシングルパック早割キャンペーン
http://www.0385.co.jp/lp/
また、HPで紹介をしていなくても早期申し込みで引っ越し料金が安くなることも多いので出来るだけ早めの見積もり&申し込みをしましょう。
なぜ早期だと料金がやすくなる?
1つは、顧客を早い段階で取り囲みたいという思いがあると考えられます。もう1つは早期段階で先の業務量が分かっているとその時に必要な人手・トラックの台数・コストの見通しなどが立てやすいということです。
少し詳しく説明しますと、引っ越しの依頼は時期や日にちによって大きくバラつきがあります。大抵の場合、引っ越し業者の中だけでうまく対応できるのですが、春などは忙しすぎて残業などをしても対応しきれません。
その為、外部から人手を借りたりドライバーさんごとトラックを借りたりするわけです。しかし、どの業者(派遣会社、運送会社など)も春は忙しい為、直前だと対応しきれない場合もあります。
つまり、早期の段階で人手やトラックなどの目途付けをしておきたいという思いがあるようです。
3.万一の場合、キャンセルもしやすい
とりあえず1社早めに見積もりをとることで、他社との比較も可能になります。また、手続き関係を考えると遅くても2週間前には引っ越し日を決めていたいものです。
見積もり料金の比較する場合、自分の都合や業者の都合によっては数日にまたがる可能性も考えられますので、複数社に見積もりをとって少し考える時間を取ろうとするのであれば、1ヶ月前の見積もりは丁度よい目安になると思います。
早めに見積もりすることで次の申し込みの段階の動きも早くなり、引越し準備にも少し余裕が出来ます。
もし万一申し込み後にキャンセルしたい場合でも、大体の引っ越し業者では「標準引越運送約款」に基づきキャンセル料の徴収は前日からとなっておりますので、そういった意味でも早めに見積もりを取っておいても損はないと思います。
直前でない限りキャンセル料金はかかりません
- 日通・・・前日10%、当日20%
- アート引越しセンター・・・前日10% 当日20%
5.早いほど引越し準備がはかどる。
引っ越しでよくあるのが、引っ越し当日直前まで片付けや手続きが進まず直前になってドタバタするという話です。早めに見積もりをとって、引っ越しの申し込みをすることで一つこの日までに引越し準備を終わらせるという目標が出来ます。
引っ越し日が決まっていないよりも決まっていた方が、目標が出来るため当然引越し準備もはかどるのです。また引っ越し日が確定することで、いつ電気や水道を止めるか、いつからガスを開通させるかかど予定も立てやすくなりますよね。
まとめ
春の引っ越しの見積もりは混雑するため、思っているような日時に来てもらえない場合もあります。直前でも見積もりの受け付けしてくれる場合もあるようですが、安くなる可能性も高く心にも余裕が出来ますので、1ヶ月前を目途に見積もり依頼しましょう。
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著者プロフィール
パピヨン
夫が引越し業者で働いていた経験があり、引越し業界の内部情報のネタが豊富です。