2020年に入り早速1月2日に岩手県から千葉県へ引っ越しをした家族の取材をしました。今回は、その引っ越しについて紹介したいと思います。
特徴としては殆ど自分たちで荷物の運搬をし、古くなったりかさばる家具家電は思い切って処分したりしたということです。是非、これから自分たちで引っ越しを計画されている方は参考にしてみて下さい。
家族構成
紹介する家族は、岩手県八幡平市の賃貸住宅に住んでいた30代の夫婦と子どもが4人の6人家族です。夫は関東地方での仕事が多いことからしばらく単身赴任の状態が続いていました。
子どもは4人全員が小学校入学前で上の子が小学校へ入学する前にと、千葉県への引っ越しを思い切って決めたという事です。参考までに夫婦どちらも岩手県の方で、妻は岩手から出るのが今回初めての方です。
1. 早めの退去で、家賃数万円を節約しました。
引っ越しが決まり、子どもたちが保育園の冬休みに入ってからはすぐアパートを退去し隣町の妻の実家へ帰省したそうです。
日割り計算してくれる不動産会社であれば、早めに退去する事で数万円が浮きますので、そういったことが出来る環境が整っているのであれば是非参考にしてみてはいかがでしょうか。
ただし賃貸物件の場合、退去の申告は1ヶ月前にすること。と記載されていたり、契約内容によっては3ヶ月前に申告することと記載されていたりします。
その期間を過ぎてから退去の申告をすると違約金が発生したり、契約内容によっては日割り計算をしないと記載されていたりすることもあるので、まずは退去の前に契約書を確認しましょう。
2. 荷物量を減らすために家電は処分を選択しました。
子どもが4人とはいえ6人家族となれば、荷物も結構な量になります。この家族が選んだのは、冷蔵庫のみクロネコヤマトの「らくらく家財宅急便」で運搬し、洗濯機などは思い切って処分。他は自分たちの車で運ぶという選択肢でした。
3. 両親にも手伝ってもらった
ちなみに夫側の両親も荷物の運搬を岩手県~千葉県まで手伝ってくれたそうで、1BOXカー2台での運搬となりました。
今回の場合、引っ越し業者へ頼むとどんなに低く見積もっても15万円はかかると思われます。もしかすると20万円を超えるかも知れません。
それを見越して、買い替え時の家具・家電を処分し、引っ越し先で新しい物を購入するというのは賢い選択かもしれません。ちなみに冷蔵庫の運搬料金は、19,470円だったそうです。
今回紹介した家族は引っ越し業者に見積もり依頼をしなかったそうですが、見積もりする事で業者に依頼するのと自分たちで運ぶのとどちらが安いかが比較できるので、見積もりだけでもまずはしてもらうのが良いかも知れません。
参考:私が引越し業者を使ったの体験談
自分たちで引っ越すために処分したもの一覧
参考までに今回この夫婦が自分たちで引っ越しを行った際に、どのようなものを処分したのかを紹介します。
買取してもらったもの
・収納棚(高さ180cmくらいの四段扉付き)
処分したもの
- カラーボックス×2個
- 食器棚
- ステンレス製収納ラック
- 古くなった掃除機
- ドラム式洗濯機(友人へ譲渡)
車で運んだもの
- 炊飯器
- オーブンレンジ
- ファンヒーター
- 32型液晶テレビ
- こたつ
- 他、服や衣装ケース、小物やおもちゃなどの入ったダンボール多数
大型家電や布団は千葉で購入
1月4日現在、まだ部屋を片付けている途中ですが、掃除機やカーテン、布団などは千葉で購入したそうです。これから洗濯機や食器棚、掃除機などを購入予定とのことです。
ETCの土日祝日3割引が大きい
車での長距離移動の場合、高速道路を使用する人が多いと思いますが、ETCの休日割引3割引は、長距離であればある程度金額にも響いてきます。
ちなみに今回の引っ越しで使用した盛岡IC(岩手県)~大栄IC(千葉県)までは、普通料金11,960円。休日割引を使用すると8,370円で行けます。差額は3,590円です。
まして今回の場合は2台での運搬だったので、差額は大きくなっています。引っ越しに限らず都合がつくのでれあば高速道路の利用はETCの休日割引を利用したいものです。
しかし今回帰省ラッシュとも若干重なり、7時間程度(休憩有り)でいける予定が10時間以上かかってしまったようなので渋滞状況のチェックしておきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?自分で引っ越しをしようと考えているかたは参考になりましたか?
今回引っ越しにかかった経費としては、下記の通りでした。
- 冷蔵庫の「らくらく家財宅急便」19,470円
- ガソリン代(1台目・岩手~千葉行きのみ)約4,000円
- ETC代(1台目・岩手~千葉行きのみ)8,370円
- ガソリン代(2台目・岩手~千葉往復)約8,000円
- ETC代(2台目・岩手~千葉往復)16,740円
合計 約56,580円
引っ越し業者に頼んだ場合、仮に15万円かかると想定すると、今回のように荷物を処分して節約できた差額分を新しい家具や家電に充当するという考え方も有りかもしれませんね。
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著者プロフィール

パピヨン
夫が引越し業者で働いていた経験があり、引越し業界の内部情報のネタが豊富です。