引越しが決まった時、困ることの一つが引越し費用の調達です。急な出費に備えている方も多いかもしれませんが、中には引越し費用が無くて困る方もいます。そんな時に、どういう資金調達の方法があるのかをご紹介していきます。
1. 銀行系フリーローン
お金を借りる時に、安心のイメージの強いのが銀行系のフリーローンです。引越しにかかる費用だけではなく、引越し後に揃えたい家具や家電の購入費にも利用できます。
カードローンは利用限度額の範囲で、少しずつ何度でも借りられますが、フリーローンは希望した借入額が一度に銀行振り込みされます。
メリットは金利が低いこと。デメリットは審査が次に紹介する消費者金融より手続きに手間と期間がかかることです。
2. ノンバンク(消費者金融など)
CMでおなじみにアコムやレイクなど消費者金融は、金利の高いイメージあると思います。実際に銀行系のフリーローンよりも金利が高いのですが、平成22年6月に出資法の上限金利がそれまでの29.2%から利息制限法の水準である20%以下と引き上げられたことによって、以前のような高金利は撤廃されました。(いわゆるグレーゾーン金利の撤廃)
銀行系のフリーローンよりも金利が高いことはデメリットと言えますが、審査の手間が比較的簡単で融資までの期間が短いのがメリットです。また、低収入の方やアルバイトの方、専業主婦の方でも審査が通りやすいというメリットもあります。
3. クレジットカード払い
大手引越し業者では、クレジットカード払いが可能です。引越し業者によって、提携しているカード会社と支払方法に違いがありますので注意が必要です。クレジットカード払いにするだけで支払いの先送りになるので、お金にも余裕が出来ます。
- アート引越しセンター カード払いに関するQ&A http://www.the0123.com/concierge/faq/detail20.html
VISA、JCB、アメックスなど殆どのカードで提携しています。 - ヤマトホームコンビニエンス Q&A
http://www.008008.jp/contact/faq/
イオンカード、ポケットカード、ダイナースカードなど多くのカードで使えますが、らくらく家財便には使用できません。 - サカイ引越センター 支払いに関するQ&A
http://www.hikkoshi-sakai.co.jp/faq/entry10.html
VISAやJCBなど各種カードに対応しているそうです。ただし一括払いのみ対応です。 - 日本通運 カード払いについて
https://www.nittsu.co.jp/hikkoshi/card.html
UC,VISA、JCBなど利用できるカードはHP上に掲載してあります。 - アーク引越しセンター Q&A お見積り・料金編 http://www.0003.co.jp/guide/question/ryoukin.html
VISA、マスターカード、JCB、アメックスの利用が可能です。
4. 荷物を売って引越し費用の資金にする
ローンやカードを使用したくない。でも引越し資金が必要という方は、荷物となるモノを売って資金にするのも一つの手段です。具体的には、本やCD、DVDをはじめ、使わなくなった家具やおもちゃなどをリサイクルショップで売ったり、ハンドメイドから様々な物が出品されているYAHOO!オークションやメルカリなどのネットオークションに出品したりなどすることです。引越し資金にもなり、不要なものの処分にもなり一石二鳥です。
まとめ
今回、引越し資金の調達について紹介しました。どうしても資金が急に必要な場合には検討してみてください。しかし、出来れば資金は借りずに引越しに向けて準備資金を計画的に貯めておくことをおすすめします。
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著者プロフィール
パピヨン
夫が引越し業者で働いていた経験があり、引越し業界の内部情報のネタが豊富です。